体験者
ニックネーム:ヨシタカ
お住まい:埼玉県
性別:男性
年齢:29歳
FXとの出会い
大学を卒業し新社会人となった頃、同時に一人暮らしを始めたことで、これからの生活に大きく期待をし胸を膨らませていました。
就職して数か月、それまで実家や寮の暮らしをしてきた為に気にしていなかった費用が思いのほか掛かっていることを実感しました。
家賃や水道光熱費、ネット料金、日用品など。特に食費に関しては体育会出身ということもあり、予想以上にかかりました。
さらに重くのしかかったのは会社の飲み会。
その頃の手取りは多いわけではないので、金銭的に苦しいなと感じたのを覚えています。
そんな時、大学の友人と会うことになり、会話の中でその友人がFXで儲けているという話を聞きました。
詳しく聞くと、FXだけで私の手取り以上を稼いでいる様子。
もっと自由に使えるお金が欲しかった私は、FXに手を出すまでにさほど時間はかかりませんでした。
開始当初は順調。ただ、最後は
友人にある程度の情報をもらい、残りはネットで調べて初めてのFX口座を作りました。
FX関連の書籍を購入し、満を持して取引を行ったわけです。
開始当初は怖さもあったため、少額での取引をしていました。
FXはレバレッジと言って少ないお金でも取引をすることが出来ます。
簡単に言うと、その頃は5千円で100万円分くらいの取引が出来たんです。
一回の利益は2~3円程度でした。
それでも資金を減らすことなく勝てていたので、これで使う資金を増やせばより儲かるという気持ちが芽生えたのです。
このころはビギナーズラックという発想がありませんでした。
投入する資金を増やしていった結果、見事に負けが続き、その減らした金額を取り戻そうとリベンジするも取り返せず。
結局、数か月の間の給料はほぼFXで消えていきました。
お金を増やしたいと挑んだFXで、お金が増えるどころか貯金を1円もできない状況になっていました。
先が見えないと思い、そこで私のFXは終了しました。
自分の体験を振り返って
FX自体はよく副業としても取り上げられるものですので、正しく活用すれば問題ないのだと思います。
ただ、私の場合は負けず嫌いという性格が災いし、自分のお金が減っていくのに耐えられず、深みにはまり増やすどころか減らしてしまいました。
向き不向きがあるとは思いますが、お金が減ってしまうというリスクを分かったうえで行わなければいけず、安易に飛び込む世界ではないなと思いました。
余談ですが、私がFXを始めるきっかけとなった友人はその後、稼いだ資金を一発で飛ばしてしまい(つまり全て無くなり)今は仕事に専念しているそうです。
やはり、FXで稼ぎ続けるのは難しいようですね。